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東アジアの国際分業と日本企業

東アジアの国際分業と日本企業 -- 新たな企業成長への展望

進出と空洞化にどう向き合えばよいのか?

天野 倫文 (法政大学助教授)/著


2005年08月発売
A5判上製カバー付 , 344ページ
定価 4,400円(本体 4,000円)
ISBN 4-641-16243-3


経営学
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在庫なし
受賞

中国をはじめ日本企業の東アジア進出はめざましいが,地方を中心として産業空洞化も進んでいる。この問題に対して,東アジア全体の国際分業という視点を打ち立てた力作。国際化戦略の展開を企業成長の過程に位置づけ,日本企業の成長への展望を明らかにする。
目次
第1部 問題と分析視角
 第1章 東アジアの国際分業と日本企業
      ――研究の背景と分析視角
 第2章 国際分業と企業成長の論理
      ――立地優位性と分業の便益の探求
第2部 定量的研究
 第3章 東アジアリンケージと産業構造転換
      ――マクロデータによる検証
 第4章 国際分業と事業構造の転換
      ――ミクロデータによる検証
第3部 定性的研究
 第5章 国際化戦略と立地優位性の追求
      ――日米HDD産業のASEANへの展開
 第6章 中国家電産業の発展と日本企業
      ――日中家電企業の国際分業の展開
 第7章 海外生産シフトと本国生産系列の再編
      ――アルプス電気の事業再編と下請企業への影響
 第8章 東アジアリンケージと産業集積の再生
      ――新潟県中越地域の産業集積に見る国際分業への適応
 終 章 総括と結語

受賞

第22回(2006)大平正芳記念賞

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