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日本の性差別賃金

日本の性差別賃金 -- 同一価値労働同一賃金原則の可能性

ペイ・エクイティの体系的分析の嚆矢となる研究

森 ます美 (昭和女子大学教授)/著


2005年06月発売
A5判上製カバー付 , 342ページ
定価 5,060円(本体 4,600円)
ISBN 4-641-16236-0


法学・法律問題一般
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在庫なし
受賞

同一価値労働同一賃金原則(ペイ・エクイティ)は,1994年の世界女性会議で主要目標とされ,制度化が各国で進められている。本書は,ILOからの是正勧告を受けている日本でのペイ・エクイティの可能性と課題を実態的・理論的に分析した初めての体系的研究書。
目次
第1部 労働市場にみる性差別賃金の現状と分析視角
 第1章 労働市場のジェンダー・ハイアラーキー
 第2章 男女間賃金格差の分析視角
第2部 性差別賃金と企業の人事・賃金制度
 第3章 日本の性差別賃金の構造
 第4章 商社にみる性差別雇用管理の諸相
 第5章 企業「再構築」とジェンダー
第3部 同一価値労働同一賃金原則と欧米のペイ・エクイティ運動
 第6章 同一価値労働同一賃金原則の理念と展開
 第7章 欧米のペイ・エクイティ=コンパラブル・ワース運動
 第8章 アメリカ合衆国の“Fair Pay Act of 1994”法案とペイ・エクイティ
第4部 日本における同一価値労働同一賃金原則の可能性
 第9章 商社・営業職における職務の分析とペイ・エクイティ
 第10章 〈積算・検収〉事務職と〈ガス工事〉監督職への同一価値労働同一賃金原則の適用
 第11章 日本における同一価値労働同一賃金原則の可能性

受賞

第12回 社会政策学会奨励賞/2005年度 山川菊栄賞

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