第1章 租税論の体系と租税政策 租税論の体系 租税理論と租税原則 税制改革の手順と租税原則 経済構造の変化と租税論の課題 本書の目的と構成 第2章 戦後の租税研究の系譜――戦後租税研究史 シャウブ税制をめぐる租税論 高度成長と所得課税 間接税移行論の台頭 支出税,売上税および消費税 公平・中立の両原則と「広く,うすい」課税/他 第3章 税の公平・公正に関する研究 税の公平に関する思想史 社会・経済構造の変化と税の公平 税の公平と時間 累進課税と「広く,うすい」課税 第4章 税制の変遷と改革 20世紀の税制――世界の潮流 日本の税制の変遷 日本税制の世界の潮流からの乖離 「失われた10年」と税制改革/他 第5章 租税論の課題と挑戦 21世紀における税制改革の背景 日本経済の五つの課題と税制改革 21世紀の日本の税制 |
第14回(2005)租税資料館賞 |