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新しい金融理論 -- 金融取引のミクロ的基礎から金融システムの設計へ
金融システムの在り方を理論から提示
酒井 良清 (横浜市立大学教授),前多 康男 (慶應義塾大学教授)/著
2003年07月発売
A5判上製カバー付 ,
228ページ
定価 3,080円(本体 2,800円)
ISBN 4-641-16185-2
在庫なし
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金融理論のミクロ的基礎といわれる新しい理論動向は,今や金融システムを変革・構築するために不可欠な理論的条件である。本書は,金融取引から銀行理論,金融システム構築まで,一つのストーリーの中で新しい金融理論を学ぶ。学部上級・大学院初級の格好のテキスト。
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第1章 金融取引と情報の非対称性=前多康男 時点間貸借 リスク・シェアリング 事前情報の非対称性 シグナリングと事前審査/他 第2章 金融取引と不完備契約=前多康男 不完備契約 不完備契約の基本モデル ラジャン・モデル コントロール権の配分/他 第3章 金融仲介と銀行取付け=酒井良清 銀行預金の意義 ダイヤモンドとディビッグのモデル 金融仲介理論の発展 第4章 銀行理論の動学モデル=酒井良清 3期間の世代重複モデル 世代間取引と金融市場の効率性 世代間取引と金融市場の不安定性 第5章 決済システムと中央銀行の役割=酒井良清 第6章 銀行規制と市場規律=前多康男
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