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近代住友の経営理念

近代住友の経営理念 -- 企業者史的アプローチ

瀬岡 誠/著


1998年10月発売
A5判 , 282ページ
定価 3,960円(本体 3,600円)
ISBN 4-641-16045-7


経営史

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近世から近代にかけて独特の企業理念・経営理念を掲げて巨大な経済的地位をきづいた住友グループの形成史をいくつかのエポックをなした大指導者の性格・思想・行動・社会的基盤などに焦点を当てて詳細に検討する本格的企業者史。住友グループを知るための必読書。
目次
《主な目次》
第1章 先駆者たち―住友の原点
 家祖政友と社会的基盤
 業祖蘇我理右衛門との出会い
第2章 広瀬宰平―テイク・オフ期のカリスマ
 広瀬宰平と住友の離陸
 社会的基盤の重要性
 家法・家憲の制定/他
第3章 伊庭貞剛―巨大なリーダーの象徴性
 報徳運動と品川弥二郎
 参禅の潜在的機能
 乾坤社
 塚本家をめぐる準拠集団の機能
 象徴性
 個性化の過程
第4章 鈴木馬左也
 精神的原基
 「十四会」
 円覚寺参禅
 住友入りの背景
 東亜報徳会と中央報徳会/他
第5章 小倉正恒
 中田錦吉と湯川寛吉
 小倉正恒の社会的基盤
 第一の関係集団
 住友入りと心友小幡酉吉/他
第6章 住友吉左衛門友純―財閥オーナーと経営者たち
 住友吉左衛門友純の社会化の過程
 住友入家と別子銅山葛藤事件
 友純のライフ・スタイル
 社会文化活動
第7章 近代住友の経営理念
 真正の革新者
 象徴的存在
 調停者の準拠集団と関係集団/他
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