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企業年金の「全体像」がわかる
森戸 英幸 (成蹊大学教授)/著
2003年02月発売
四六判並製カバー付 ,
312ページ
定価 2,090円(本体 1,900円)
ISBN 4-641-14326-9
在庫なし
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退職金や年金給付に対する不安が高まる中,企業年金や日本版401(k)など新しい制度が注目されている。複雑に入り組んでいるこれらを総合規制改革会議専門委員である著者が,小気味よい語り口で分かりやすく解説。企業年金実務担当者,各種資格試験受験者必携の書。
さらっと読める企業年金全体を概説した本。企業年金の基本的な知識・ノウハウを必要としている人にとって最適の一冊。
【推薦のことば】
分かり難いといわれる企業年金について「目からウロコ」の連続となる本だ。
日本の企業年金にかかわる法と政策が、これ以上分かりやすく書けないというところまで明快に解き明かされている。 とくに有り難いのは企業年金とは退職金だったのだということが、改めて確認できることだ。しかもその上で、企業年金は退職金でよいのだろうかと深く考えさせてくれる。 分かりやすく、かつ奥深い拡がりをもつ、1冊で2冊分堪能できる本である。 森戸さん有り難う。
清家 篤(慶應義塾大学教授、労働経済学)
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序 章 なぜ今企業年金か 第1章 企業年金とは何か 第2章 企業年金の開始 第3章 企業年金の税制 第4章 企業年金の財政と受託者責任――掛金・積立・運用 第5章 企業年金の給付(1)――アメリカ法における「受給権」とは 第6章 企業年金の給付(2)――「ポータビリティ」と「バッド・ボーイ条項」 第7章 企業年金の給付(3)――不利益変更 第8章 企業年金の終了と再編 第9章 企業年金の監督と情報開示 終 章 退職金から企業年金へ――これからの課題
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※『ビジネス法務』(2023年2月号)の「特集 Legal BOOK 2023――実務家による法務選書 労働法務で迷ったらこの1冊」で紹介されました。紹介者は,小鍛冶広道・弁護士(第一芙蓉法律事務所)。
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