不当廉売と日米欧競争法 | 有斐閣
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不当廉売と日米欧競争法

不当廉売と日米欧競争法 -- 米国連邦反トラスト法を中心に

不当廉売の判断基準

北海道大学法学部叢書 > 北海道大学法学部叢書 16

中川 寛子 (北海道大学助教授)/著


2001年08月発売
A5判上製カバー付 , 338ページ
定価 6,600円(本体 6,000円)
ISBN 4-641-14310-2


経済法

在庫なし

価格競争は,経済法の主要命題である。有効な規制方法を考えるための素材として,未だ定義が定かでない「略奪的価格設定」に焦点を当て,不当廉売規制のあり方を考える力作。アメリカ・EC・日本の比較法を通じて日本での立法的課題を明確にする。
目次
《主な目次》
序 章 本書の問題視覚
第1章 Brooke判決以前の規制および学説の歴史的展開
 略奪的価格設定の定義および各種判決の検討
第2章 Brooke判決とその後の傾向
 略奪的価格設定をめぐる最近の判決の動向
第3章 州反トラスト法における「コスト割れ販売」規制
 州反トラスト法の規制内容と問題点
第4章 EC競争法における略奪的価格設定規制
 EC競争法はどのように機能しているか
第5章 日本の不当廉売規制
 不当廉売の違法性判断基準
終 章 米国・日本・EUの規制基準の概観・総合検討
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