第1部 契約法と損害賠償法の交錯 ――制度間競合の視点から見た損害論の現状と課題 第1章 問題の所在 ――評価矛盾論 第2章 損害論における制度間競合問題の提示と現状の整理 第3章 損害論における法律行為法と損害賠償法の連関 第2部 投資取引・消費者契約に見る民法法理の現代化 第1章 投資取引と民法理論 第2章 ドイツにおける情報提供義務論の展開 第3章 消費者契約における不当条項の内容規制 第3部 国際化の流れの中での契約法理の現代化 第1章 ヨーロッパ統一契約法の試みと限界 ――ケッツ「ヨーロッパ契約法1」が教えるもの 第2章 ドイツ債務法の現代化と日本債権法学の課題 第3章 比較法の視点から見た「消費者契約法」 ――比較法からの「摂取」と比較法への「発信」 |