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契約法理の現代化

契約法理の現代化

契約法理の確立と問題提起

潮見 佳男 (京都大学教授)/著


2004年12月発売
A5判上製カバー付 , 510ページ
定価 8,580円(本体 7,800円)
ISBN 4-641-13381-6


債権各論 > 契約

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契約法理の現代化が契約法の外延の伸張と内包の充実とに果たしてきた役割を,契約の基本原理,裁判実務の展開ならびに国際的な動きとの調和に留意しつつ,現代的取引現象の中で把握し,その分析を重ねる中で,現代社会における契約法理の確立と問題提起を試みる。
目次
第1部 契約法と損害賠償法の交錯
    ――制度間競合の視点から見た損害論の現状と課題
 第1章 問題の所在
    ――評価矛盾論
 第2章 損害論における制度間競合問題の提示と現状の整理
 第3章 損害論における法律行為法と損害賠償法の連関
第2部 投資取引・消費者契約に見る民法法理の現代化
 第1章 投資取引と民法理論
 第2章 ドイツにおける情報提供義務論の展開
 第3章 消費者契約における不当条項の内容規制
第3部 国際化の流れの中での契約法理の現代化
 第1章 ヨーロッパ統一契約法の試みと限界
    ――ケッツ「ヨーロッパ契約法1」が教えるもの
 第2章 ドイツ債務法の現代化と日本債権法学の課題
 第3章 比較法の視点から見た「消費者契約法」
    ――比較法からの「摂取」と比較法への「発信」
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