《主な目次》 序 文=中野貞一郎 民事訴訟法における歴史研究の意義についての覚書=谷口安平 民事訴訟の目的=岡 徹 国際裁判管轄の決定方法とわが国判例・学説の形成過程=中野俊一郎 当事者権=山本克己 任意的訴訟担当概念をめぐる解釈と立法=伊藤 眞 将来の給付の訴え=内山衛次 訴訟要件の審理=宮川 聡 訴訟物=高橋宏志 一部請求訴訟後の残部請求訴訟と既判力・信義則=松本博之 形成訴訟および訴訟類型論の歴史と展望=田頭章一 重複訴訟論=酒井 一 審理方式としての口頭弁論=堤 龍弥 口頭主義の原則と口頭弁論の在り方=中島弘雅 争点および証拠の整理手続終了後の新たな攻撃防御方法の提出=高田裕成 弁論主義の意義=笠井正俊 主要事実と間接事実の区別=本間義信 裁判上の自白の不可撤回性について=宇野 聡 期日における当事者の欠席=本間靖規 証拠(情報)の開示制度=田原睦夫 文書提出命令=松山恒昭 確信と証明度=加藤新太郎 過失の一応の推定=中西 正 模索的証明・事案解明義務論=畑 瑞穂 判決理由中の判断の拘束力=山本 弘 既判力の時的限界の意義=坂田 宏 民事訴訟法大正改正の経過と既判力の主観的範囲=上野泰男 共同訴訟の類型=栗田 隆 控訴の利益福永有利 控訴審の審理のあり方=井上治典 上告制度略史=徳田和幸 成年後見事件における即時抗告=佐上善和 再審制度と既判力の制約(判決無効)論=加波眞一 |