《主な目次》 〔審 理〕 アメリカの民事訴訟における2000年のディスカバリ制度改正をめぐって=笠井正俊 家事審判における相殺主張の取り扱い=佐上善和 統一的紛争解決と弁論の併合=高橋宏志 弁論主義とその周辺に関する覚書=畑瑞穂 境界確定訴訟の意義について=八田卓也 会社の取引行為の無効と株主による確認の訴えの利益=松井秀樹 訴訟物論における「実体法的思考」の批判的検討=山本克巳 〔証 拠〕 イン・カメラ手続の光と影=伊藤眞 医療過誤訴訟における主張・立証責任の転換と外形理論=園尾隆司 稟議書の提出に関する決定をめぐって=伊達聡子 実質的証拠の法則=納谷廣美 内部文書の提出義務=長谷部由起子 民事訴訟法220条カッコ書,そして民訴改正法案と情報公開法=林田学 〔判決効〕 手続形成とその諸相=清田明夫 既判力による遮断効に関する一試論=坂田宏 反射的効力論と既判力拡張論=松本博之 〔倒産・執行法〕 否認(詐害行為取消し)の効果と受益者の債権者=上原敏夫 債務者を経営支配する株主ではない債権者の債権と衡平法上の劣後化=柏木昇 雇用者の倒産と賃金債権の保護=木川裕一郎 担保権の倒産法的変容=小林秀之 倒産処理における裁判の手続原理=佐藤鉄男 倒産処理法における双方未履行債務契約の処理=田頭章一 私的整理のあらたな展開とその比較法的検討=竹内康二 対抗要件否認の再構成=中西正 ドイツにおける倒産給付金制度の展開=野村秀敏 再生計画・更生計画による債権者と株主との利害調整について=松下淳一 CPO成立過程における判決手続と執行手続との関係=和田吉弘 一括清算に関する覚書=和仁亮裕 新堂幸司先生略歴・著作目録 |