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要件事実の基礎

要件事実の基礎 -- 裁判官による法的判断の構造

実務に裏づけられた理論的体系書

伊藤 滋夫 (大東文化大学教授)/著


2000年12月発売
A5判上製カバー付 , 310ページ
定価 4,400円(本体 4,000円)
ISBN 4-641-13251-8


民事訴訟法 > 基礎理論

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民事裁判は,要件事実の判断の組合せにより法的判断がなされる。要件事実についての理解なくしては,民事裁判における法的判断の構造を理解することはできない。本書は,要件事実論に関する初の理論的体系書であり,実務家・研究者に必読の書である。
目次
《主な目次》
第1章 序 論
第2章 要件事実論の機能
 民事裁判における法的判断の基本構造
 要件事実論の定義
 民事訴訟の適正迅速な審理判断のための要件事実論の機能
 要件事実論と複雑多様化する今日の訴訟
 要件事実論と新様式判決書
 実体法の解釈における要件事実論の意義
第3章 要件事実論の基礎
 要件事実の意義
 要件事実の内容
 攻撃防御方法の体系から見た要件事実
第4章 要件事実論の守備範囲
 要件事実論と従来の民法学の関係
 要件事実論的判断の基本的基準時
 要件事実論による審理・判断
 要件事実論と事件の筋
 要件事実論の自制
第5章 裁判規範としての民法
 裁判規範としての民法概説
 裁判規範としての民法という考え方
 裁判規範としての民法の構成
 裁判規範としての民法の要件の定め方
第6章 終 章
 要件事実論と法学教育
 要件事実論の回顧と展望
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