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法解釈と立法化の提言
新井 誠 (千葉大学教授)/著
1999年06月発売
四六判上製カバー付 ,
264ページ
定価 2,420円(本体 2,200円)
ISBN 4-641-13213-5
在庫なし
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目前に迫っている超高齢化社会において,意思能力が十全でなくなった高齢者の財産管理と身上看護の問題は避けて通ることができない。従来の民法学では未開拓であったこの分野における先駆的な研究書の改訂版。急速にすすむ高齢化社会においては,被保護成年者を援護する新たな法的システムが必要とされている。被保護成年者の自己決定権を可能な限り尊重し,身上監護を重視する成年後見法の制定を比較法を踏まえて現実的に提言し,好評を博した旧版に最新の資料を盛り込み,新たに任意後見法をめぐる立法論等を展開する。
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《主な目次》 プロローグ 成年後見法が必要とされる理由 第1編 イギリスとドイツにおける成年後見法 第1章 新しい成年後見法の展開 第2章 イギリスにおける運用状況 第3章 ドイツにおける運用状況 第2編 わが国における成年後見法 第4章 成年後見法における新たな能力概念 第5章 成年後見法の課題
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