憲法学の基本問題 | 有斐閣
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憲法学の基本問題

憲法学の基本問題

憲法学の方向性を示唆

小林 直樹 (東京大学名誉教授)/著


2002年12月発売
A5判上製カバー付 , 542ページ
定価 11,000円(本体 10,000円)
ISBN 4-641-12914-2


憲法

在庫なし

過去のどの時代をも遙かにしのぐ文明の発展に対して,法と道徳の人間的規範は有効に対応できる変化を遂げていない。憲法学の根本的な諸概念と憲法学じたいの課題及び方法を,総合的に検討し,時代状況を喝破する。
目次
前 篇
第1章 憲法学の課題と方法
 序 論――予備的考察
 憲法学の課題
 憲法学の対象
第2章 憲法解釈学――問題と方法
 憲法解釈学の任務と性格
 憲法の法源論と「わく」論
 憲法解釈の基準と原則
 憲法解釈学の実在的条件
第3章 憲法政策学――問題と方法
 憲法政策論の意義と特質
 在来憲法政策論の概観
 憲法政策の理論的フレーム
 政策の範囲・選考・効果
 憲法学と憲法政策
 憲法における価値・理念の問題
後 篇
第4章 憲 法――概念と意義
第5章 人 権――原理的考察
第6章 国 家――及びグローバリゼーション
補 章 宮沢憲法学の軌跡
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