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予算の理論体系をめざした労作
櫻井 敬子 (筑波大学助教授)/著
2001年09月発売
A5判上製カバー付 ,
292ページ
定価 7,260円(本体 6,600円)
ISBN 4-641-12902-9
在庫なし
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公法学の観点からの財政の研究書。財政の基本的な指針である予算制度を歴史的にとらえ,かつ,財政学の成果もとりいれて,財政・予算制度を予算の策定・執行・統制という予算循環の中に位置づけ,その法的意味を示す。組織改変を含めた予算制度のあり方にも言及した。
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《主な目次》 序 論 財政に対する法学的アプローチ 第1章 判例分析 第2章 予算学説 第1部 財政の法的理解――前提的考察 第1章 予算措置の法的意義 第2章 予算制度の発展過程 第3章 明治憲法下の予算制度 第2部 現代財政の法構造 序 章 憲法の改正と旧理論の残像 第1章 予算の柔構造 第2章 予算循環 第3章 大蔵省改革 第4章 地方財政 第5章 財政構造改革 結 語
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