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宮沢俊義の憲法学史的研究

宮沢俊義の憲法学史的研究

新たな憲法学の課題の提示

高見 勝利 (北海道大学教授)/著


2000年01月発売
A5判上製カバー付 , 508ページ
定価 7,700円(本体 7,000円)
ISBN 4-641-12867-7


憲法

在庫なし

宮沢俊義生誕100年を迎えるのを機に,宮沢憲法学研究の第一人者が世に問う意欲的な論文集。戦前から真の科学としての憲法学を追究し,戦後の日本国憲法を理論的・体系的に基礎づけた宮沢憲法学を批判的にとらえなおし,今後の新たな憲法研究に貢献する大作。
目次
《主な目次》
序章 憲法学の泰斗
 第1部 宮沢憲法学の方法
 1 理論学説と解釈学説/2 学説二分論とその展開
 第2部 戦前・戦中の宮沢憲法学
 1 立憲政と独裁政/2 “法の科学者”の光と影
 第3部 憲法体制の転換と宮沢憲法学
 1 新憲法講義への道のり/2 敗戦と開講の辞/3 明治憲法から新憲法へ/4 神権主義から国民主権主義へ/5 武装平和から非武装平和へ/6 神の天皇から国民の天皇へ/7 政教一致から政教分離へ/8 イギリス型議院内閣制の『慣行』から『成文化』へ/9 行政型国家から司法権優位の体制へ/10 文語体憲法から口語体の憲法へ 〔補論〕民の義務から個の人権へ
 第4部 戦後民主主義と宮沢憲法学
 1 八月革命説への一視角/2 宮沢・尾高論争の諸相/3 戦後民主主義とその作法/4 護憲論のパトスとロゴス
終章 立憲主義憲法学の回顧と展望
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