《主な目次》 第1部 租税処罰法の体系的基礎 第1章 租税逋脱犯の本質/第2章 逋脱犯の犯罪成立要件/第3章 料理飲食等消費税(現行特別地方消費税)の納期遅れと不納入罪/第4章 逋脱犯の主体・両罰責任/第5章 重加算税の対象行為と逋脱行為/第6章 逋脱所得の算定/第7章 逋脱犯の犯則調査/第8章 コンピュータ会計と税理士の逋脱犯/第9章 租税逋脱犯と共犯/第10章 間接国税に関する犯則事件の処理 第2部 逋脱犯公判上の諸問題 第1章 公判の審理―起訴から判決まで/第2章 租税処罰法における「訴因」/第3章 逋脱犯審理の実際―公訴の提起から判決まで 第3部 量刑論 第1章 量刑をめぐる諸問題/第2章 近時の逋脱犯の特異性/終章 租税逋脱に対する納税倫理の確立 資 料 わが国において脱税事件につき最初の「実刑判決」を言い渡した東京地裁昭和55年3月10日判決 |