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租税処罰法

租税処罰法

租税処罰法初の体系書

松沢 智 (弁護士)/著


1999年02月発売
A5判上製カバー付 , 318ページ
定価 3,300円(本体 3,000円)
ISBN 4-641-12851-0


租税法

在庫なし

租税犯罪が新聞紙面を賑わせない日はない。納税者と徴税者の立場の違いが大きく,明確なルールが今ほど求められているときはない。従来体系的に論じた書物がなかったこの分野について,裁判実務に精通しつつ永年租税法研究に心血を注いできた著者が世に問う初の体系書。
目次
《主な目次》
第1部 租税処罰法の体系的基礎
 第1章 租税逋脱犯の本質/第2章 逋脱犯の犯罪成立要件/第3章 料理飲食等消費税(現行特別地方消費税)の納期遅れと不納入罪/第4章 逋脱犯の主体・両罰責任/第5章 重加算税の対象行為と逋脱行為/第6章 逋脱所得の算定/第7章 逋脱犯の犯則調査/第8章 コンピュータ会計と税理士の逋脱犯/第9章 租税逋脱犯と共犯/第10章 間接国税に関する犯則事件の処理
第2部 逋脱犯公判上の諸問題
 第1章 公判の審理―起訴から判決まで/第2章 租税処罰法における「訴因」/第3章 逋脱犯審理の実際―公訴の提起から判決まで
第3部 量刑論
 第1章 量刑をめぐる諸問題/第2章 近時の逋脱犯の特異性/終章 租税逋脱に対する納税倫理の確立
資 料 わが国において脱税事件につき最初の「実刑判決」を言い渡した東京地裁昭和55年3月10日判決
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