民法入門・総則 -- エッセンシャル民法１ 第2版

はじめて民法に接する人にとっては，まず法制度の基本的なしくみや法規定の意味をしっかり理解することが出発点です。本書は，日常的な事柄を法律用語，すなわち民法の視点で把握できるよう親切に道案内する新しい入門書です。成年後見の民法改正を織り込んだ最新版。
1，2年生で初めて民法を学ぶ人のために，民法とはどのようなものかを分かりやすく説いた上で，民法総則をやさしく解説したテキスト。導入部にあたる第１章「民法とは何か」第２章「私権」では，具体的なモデルケースに即して解説することにより，民法の説明をできるだけ日常的感覚で理解できるよう格別の工夫がなされている。また，総則の解説においても重要な基本判例が本文の流れにそくして理解できるよう「ケースのなかで」を配置し，さらに，豊富な図表やコラムによって現代的な視点から，生き生きとしたイメージで民法を理解できるように配慮されている。各大学における新しいカリキュラムの編成に対応した入門コースにも最適。