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1998年11月発売
A5判 ,
210ページ
定価 2,090円(本体 1,900円)
ISBN 4-641-08625-7
在庫なし
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政治学をまなぶ場合ともすれば現代の政治や政治過程の分析とその理論に関心が集まりやすいが,その理解のためにも政治機構の知識は欠かせない。本書は,現代の議会制を中心にして政党・圧力団体などの政治機構について丁寧にわかりやすく説いた待望のテキスト。
いわば,本書が提供しているような知識は,政治学的な常識であって,政治学の最新の動向を理解しようとすれば,どうしても押さえておくべき知識なのである。このことを強調するのは,実際に学生に接触してみて,最近の学生がこうした常識的知識をあまり身につけていないことに気付いたためである。そうした常識不足のままで,最先端の業績に接すれば,その理解にゆがみが生ずるのではあるまいか。(はしがきより)
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《主な目次》 序 章 本講義の概要 第1章 政治機構をめぐる諸概念 第2章 ヨーロッパにおける議会制の発展 第3章 政党の発展と議会制 第4章 圧力政治の展開と議会制 第5章 自発的結社の理論的問題 第6章 近代初期の政治理論家たちの政党論 終 章 議会制と自発的結社
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