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1994年05月発売
A5判 ,
300ページ
定価 2,530円(本体 2,300円)
ISBN 4-641-08539-0
在庫なし
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消費者問題に対する関心の高まりを背景にして大学で消費者法の講義やコースなどをおくところが増えている。本書は,具体的な判例や事例をつかい,わかりやすく実践的に説いた標準的テキスト。興味深いコラムも多数挿入し,巻末には主要な法律を抄録するなど親切に編集。
本書では,これまでの十数年間,講義や運動にかかわった経験を生かして,具体的事例や判例に即して記述することとした。学生の興味を引きとめるため,事件にかかわった企業名などもできるだけ省略しないこととした。また,消費者問題に関連する法律の多くは,通常の六法全書には掲載されていない。しかし,具体的な判例や事例も,法律の条文と照合することができない場合には,法学の教材としての価値は半減する。そこで,巻末に,主要な法律の抄録を掲げることとした。 (「はしがき」より)
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《主な目次》 1章 消費者法の法体系 2章 商品の安全性 食品/農薬/飼料/薬品/水と空気/特定化学物質/廃棄物/ガス用品/電気用品/家庭用品/自動車 3章 消費者取引 4章 消費者被害の救済
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