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体験的官僚論

体験的官僚論 -- 55年体制を内側からみつめて

佐竹 五六/著


1998年02月発売
四六判 , 404ページ
定価 2,750円(本体 2,500円)
ISBN 4-641-07599-9


政治 > 政治過程論・日本政治

在庫なし

戦後の飛躍的成長を支えてきた「優秀」といわれる日本の官僚たち―――。その発想と行動様式はどのようなものなのか。政策決定への関与の変遷を探るなかで,その功罪を点検するとともに,21世紀に期待される新たな官僚像を提起する。体験に裏打ちされた傑出の官僚論!
目次
《主な目次》
はじめに
第1章 国士型官僚が果たしてきた役割――1945~60年代後半
 農林省の場合
 大蔵省主計局の場合
 通産省産業行政の場合
 建設省の場合
 国士型官僚の仕事のスタイル
第2章 55年体制の確立とリアリスト官僚の登場
 政策課題の変質と仕事のスタイルの変化
 農林水産省の場合
 他省庁においては
 リアリスト官僚の行政手法の特徴
 55年体制下の官僚に求められた新しい資質
第3章 55年体制下における政治家と官僚
    ――「党高政低」現象をいかに理解するか
第4章 55年体制下の政策意思決定
    ――日本の政治・経済・社会にもたらした影響と対応措置
第5章 55年体制のもたらしたもの
    ――一部キャリア官僚の腐敗と堕落
第6章 日本の官僚の思考と行動様式
第7章 21世紀に期待される官僚像とその資質
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