生活と運動 第3巻 | 有斐閣
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生活と運動 第3巻

生活と運動 第3巻

環境問題を考えるための知の宝庫! 重要文献を精選・抜粋収録したリーディングス!

リーディングス環境 全5巻 > リーディングス環境 全5巻

淡路 剛久 (立教大学教授),川本 隆史 (東京大学教授),植田 和弘 (京都大学教授),長谷川 公一 (東北大学教授)/編


2005年11月発売
A5判上製カバー付 , 376ページ
定価 4,620円(本体 4,200円)
ISBN 4-641-07189-6


環境
補助教材

在庫なし

環境問題の激化に伴い様々な学問分野での環境研究も飛躍的に進展し,多くの研究蓄積と政策提言がなされている。本シリーズは,こうした状況を踏まえ,社会科学・人文科学の領域を中心として古今東西の約200に及ぶ必読文献が網羅され,環境問題について考え学んでいくうえでの知的遺産の宝庫となっている。
第3巻は,環境や環境問題が人間の生活にどう関わるのか,環境破壊が生活にどのような打撃を与えてきたのか,それに対して,人間や社会の側がどのように生活を守り,環境を守ろうとしてきたのか,についての重要論稿を体系的に精選・抜粋し編集解題を付した。
目次
第1部 住民運動と住民自治
 足尾銅山鉱毒事件/日本公害史/市民と市民運動/公害防止運動/住民運動の論理と展望/公害紛争の解決方式と実態/公害原論
第2部 地域・生活・教育
 深刻化する都市問題/住民主権にもとづく自治体/有機農業運動の視座/共生と協同の世界/地域開発の虚構と現実/地域開発の現実と課題/六ヶ所村の記録/ホタルの風景論――その文化論的アプローチ/環境学習へ向かう「まちづくり」/ベオグラード憲章――環境教育のための地球規模の枠組み
第3部 消費とライフスタイルの見直し
 ごみ問題と消費者主権/グリーン・コンシューマー/大量廃棄社会の構造/ゆたかな社会と依存効果/社会的ジレンマとしての環境問題/環境問題と生活協同組合運動/仕事の意味が変わる
第4部 女性・エコフェミニズム
 反原子力運動における女性の位置/エコロジーとフェミニズム/エコフェミニズムとフェミニズム理論/エコフェミニズムと抵抗の政治
第5部 リスクとオルターナティブ・テクノロジー
 下水処理と工場排水/原子力発電のエネルギー・コスト/中間技術の開発を必要とする社会・経済問題/新しい豊かさと技術/エネルギー危機/効率は取引できる/富の分配と危険の分配の論理について
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