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1997年04月発売
A5判 ,
442ページ
定価 8,250円(本体 7,500円)
ISBN 4-641-06793-7
在庫なし
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中世に端を発し近世に輩出して活躍した近江商人は,明治以降も,その広域志向等の特質を保って時代の変化に適応し,現在の総合商社等につながるエネルギーを維持した。菅野和太郎を始め従来の通説的近江商人論を,徹底した実証研究で再点検し,近代商業史研究に新地平をひらく。
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《主な目次》 序章 近代商人資本研究と本書の課題 1章 創業期の近江商人 2章 幕末維新期山中中兵右衛門家の支配人経営と家政改革 3章 明治前期の近江商人の投資行動 4章 企業勃興と商人資本 5章 丁吟の鉱工業部門投資 6章 大陸の近江商人 7章 近代の織物問屋丁吟の経営
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