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市民社会思想の古典と現代

市民社会思想の古典と現代 -- ルソー・ケネー・マルクスと現代市民社会

平田 清明/著
八木 紀一郎
大町 慎浩/編集


1996年10月発売
四六判 , 348ページ
定価 3,080円(本体 2,800円)
ISBN 4-641-06789-9


哲学・思想 > 社会思想史

在庫なし

戦後の社会科学に〈市民社会〉概念を提起し,一大センセーションを巻き起こした著者の遺稿集。混沌と激動の時代に,いま改めて古典に内在しつつ,法・政治・社会の領域に広がる市民社会思想を再検討し,現代日本の市民的政治的理念の不在を衝く待望の書!
目次
《主な目次》
プロローグにかえて―小さな発見に燃えて
第1章 J・J・ルソーの社会契約論―市民社会(再)形成の法理
 問題の所在
 「自由なもの」としての「人間」の措定
 自由と平等の不可分性とは
 ルソーの「市民社会」
 ルソーの政府形態論
 ルソーの代議制批判
第2章 ケネー再考―「経済表」とフランス革命
第3章 アダム・スミスと重農主義
 〔付論〕断章:アダム・スミス問題の再審
第4章 マルクス主義の生成と構造
第5章 市民社会とヘゲモニー
エピローグにかえて―市民社会論の現代的読み方
 編者解題―本書の刊行に寄せて
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