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EMS(欧州通貨制度)

EMS(欧州通貨制度) -- 欧州通貨統合の焦点

田中 素香/編著


1996年10月発売
A5判 , 394ページ
定価 3,850円(本体 3,500円)
ISBN 4-641-06784-8


国際金融

在庫なし
書評等

試行錯誤を繰り返しつつ前進する欧州統合―その最大の焦点ともいうべきEMSについて,歴史的展開を踏まえつつ,現在の動向を詳細に分析し,将来を展望する。複雑で困難な途を歩む欧州通貨統合を詳細に解説した本格的文献であり,欧州統合を学ぶうえでの必読書。
目次
《主な目次》
第1部 ブレトンウッズ固定制の崩壊とEC通貨協力の開始
 1 ブレトンウッズ固定相場制と国際通貨
 2 第一次経済・通貨同盟計画から「スネーク」へ
 3 世界的変動制のなかのEC為替相場同盟「スネーク」
第2部 EMS(欧州通貨制度)の展開
 4 EMSの創設
 5 前期EMS
 6 後期EMS
第3部 EMS参加国の経済政策と通貨統合の方針
 7 ドイツ・マルクの基軸通貨への転化とドイツのEMS戦略
 8 フランスの「強いフラン」政策とその帰結
 9 EMSの危機とイタリア
第4部 欧州通貨・金融圏の形成と発展
 10 マルクの為替媒介通貨
 11 欧州金融・通貨圏と域内証券取引
 12 民間ECUの発展
第5部 EMSとEU通貨統合および国際通貨システム
 13 欧州中央銀行制度と単一EC通貨の構図
 14 通貨統合の進展と困難

書評等

※『週刊エコノミスト』2012年9月11日号特集「今読む本」で,坂田豊光氏(国際金融アナリスト,中央大学経済学部・同大学院兼任講師)に紹介いただきました。

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