HOME > 詳細 > 日本企業の品質管理 -- 経営史研究
|
1995年12月発売
A5判 ,
232ページ
定価 3,080円(本体 2,800円)
ISBN 4-641-06756-2
在庫なし
|
日本企業の競争力の根源の一つといわれる「品質を工程で作りこむ」というはたらきを, NKK,トヨタ,日産,小松製作所,松下電器という代表的企業のケースを徹底的に分析することによって解明する。経営史学会をはじめ,経営学,労務など諸学会待望の貴重な業績である。
QC関連の本はハウツー的なものが多く,学術的な研究は少ない。しかし,このテーマは日本型企業システムの根幹をなすものであり,本書は貴重な研究として世に残る力作。
|
《主な目次》 第1章 SQCの導入からTQC,QCサークルへ=野中いずみ 第2章 自主検査体制とQCサークル 日本鋼管のケース=中村圭介 第3章 自動車産業における品質管理活動 日産とトヨタのケース=宇田川勝 第4章 自由化対策とTQC 小松製作所のケース=野中いずみ 第5章 SQCの導入とQCサークルの誕生 松下電器のケース=佐藤博樹 第6章 管理思想の転換=佐藤博樹
|