HOME > 詳細 > 日本の系列と企業グループ -- その歴史と理論
|
1993年10月発売
四六判 ,
268ページ
定価 2,640円(本体 2,400円)
ISBN 4-641-06675-2
在庫なし
|
戦前の財閥や新興コンツェルン,戦後の企業集団,下請,系列や企業ネットワークなど,多面的・重層的な日本の産業構造を,「企業グループ」をキーワードとし,戦前・戦後を通して歴史的・理論的につかみ直す。日本の企業と産業組織をとらえる新鮮な視点に満ちた最新研究。
日米構造協議における「系列」問題を契機とし,日本経済の強さの原因を日本に特殊な企業間関係のあり方に求める議論がさかんである。本書は,日本企業の集団形成を「企業グループ」に視点をすえて分析し,この議論に一石を投ずる。
|
《主な目次》 第1章 産業と企業 第2章 日本の企業とグループ展開 第3章 「企業グループ」の実像 ――松下グループの事例―― 第4章 いわゆる「六大企業集団」 ――「企業グループ」の連合体―― 第5章 新興コンツェルンの登場 ――1930年代の「企業グループ」―― 第6章 コンツェルンと財閥 第7章 企業グループと系列
|