公共選択論 | 有斐閣
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公共選択論

公共選択論

デニス・C.ミュラー/著
加藤 寛/監訳


1993年07月発売
A5判 , 524ページ
定価 14,311円(本体 13,010円)
ISBN 4-641-06652-3


財政・公共経済学

在庫なし

国家や集団の意思決定の問題性が問われている現代,集団の意思決定の理論的側面を政治学的にも経済学的にも総合的に分析した,現在もっとも信頼できる文献サーベイおよび体系的テキストである。公共選択という新しい領域を研究する場合まず最初に読むべき文献である。
目次
《主な目次》
第1部 国家の起源
 集合的選択の根拠(配分の効率性)/配分の効率性か再分配か
第2部 直接民主主義下の公共選択
 投票ルールの選択/多数決ルール:実証的性質/多数決ルール:規範的特質/多数決ルール:簡単な代案/多数決ルール:複雑な代案/退出,声明,そして不誠実
第3部 代議制民主主義と公共選択
 二党間競争:決定論的投票/確立投票モデルによる二大政党間競争/多党制/レントシーキング/政府のアウトプット供給
第4部 応 用
 政治競争とマクロ経済の実績/集団的行動の論理とマクロ経済の実績/政府の規模/投票のパラドクス
第5部 規範的公共選択
 実数値社会的厚生関数/公理的社会的厚生関数/公正な社会契約/功利主義的契約
第6部 規範的,実証的公共選択理論
 再分配/配分,分配,公共選択
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