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1992年12月発売
四六判 ,
262ページ
定価 2,090円(本体 1,900円)
ISBN 4-641-06630-2
在庫なし
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現代経済の動向をふまえ,「市場経済とはなにか」の解明を中心に,近代経済学の基礎から最新理論までを易しく,明快に解説。著者の長い講義経験がコンパクトな体系の中に十二分に生かされた,初学者のためのテキストブック。初めて近代経済学を学ぶ社会人にも最適。
「経済学において,人間の主体的行動とその効果の理解が重要であることはたしかである。しかし経済学は,人間のさまざまな行動様式を研究するいわゆる行動科学の1つにとどまるものではない。むしろ,その諸行動が,国民経済の中でいかに調整されるか,そしてどのような生産・分配・交換・消費などの社会的な流れを生んでいくのかという問題にこそ,より大きな関心を寄せてきたのである。」(第1章から)
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《主な目次》 第1章 経済学はどんな学問か 第2章 経済体制を考える 第3章 市場メカニズムの働き 第4章 大企業時代の諸問題 第5章 経済活動のマクロ的把握 第6章 経済成長の長期過程 第7章 経済政策の諸問題
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