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企業体制(下) 第2巻 -- 秩序変容のダイナミクス
日本企業を取り巻く現実を直視し,日本企業(体制)の本質を析出する
工藤 章 (東京大学教授),橘川 武郎 (東京大学教授),フック グレン (シェフィールド大学教授)/編
2005年12月発売
A5判上製カバー付 ,
282ページ
定価 3,410円(本体 3,100円)
ISBN 4-641-05399-5
在庫なし
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「失われた10年」に顕在化した日本の企業と企業体制にかかわるさまざまな問題に光を当て,この現代的課題に取り組む新シリーズ。バブル経済期とその前後期の局面の変化を,ミクロ的・内的要因に重点を置いて解明することをめざし,日本の企業と企業体制のあり方そのものに焦点を合わせて,考察を進める。現代日本の企業社会に関心をもつ人の必読文献。
現代日本企業について,東アジア市場との関係を分析し,国際経済秩序の変容がもたらすダイナミクスのなかに位置づけ,さらに日本社会の構造との関係に焦点を当て,企業体制のおかれた文脈を多面的に考察する。現代的な課題に第一線で活躍する執筆陣が応える。
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第3部 東アジア市場 13 日本と東アジア:東アジア危機後の政治経済における日本の役割=グレン・D.フック 14 日本企業と東アジア:東アジア投資から見た現状と未来=板垣 博 15 東南アジアの自動車産業と日本の多国籍企業=末廣 昭 16 日本の電機メーカーと中国市場=丸川知雄 第4部 日本社会 17 エネルギー:国策民営の原子力発電=鈴木達治郎 18 移民:「問題」から「課題」へ=広渡清吾 19 福祉:生活保障から逃避する日本企業=大沢真理 20 地方:循環型地域社会の形成=福沢啓臣 21 教育:学校から職場への移行=石田 浩 終章 現代日本企業が直面する問題とその解決方向=橘川武郎
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