刑事法演習 | 有斐閣
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刑事法演習

刑事法演習

刑法と刑事訴訟法とを架橋する

平川 宗信 (名古屋大学教授),後藤 昭 (一橋大学教授)/編著


2003年12月発売
A5判並製カバー付 , 332ページ
定価 3,080円(本体 2,800円)
ISBN 4-641-04213-6


刑法 > 刑事法一般

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刑法と刑事訴訟法とが交錯する設例を考察し,それぞれを関連づけつつ同時に学習することで刑事法全体を効率良く理解できるとともに,現実(実務)における刑事法の使われ方が理解できることを目的とする。法科大学院時代の新しい教育モデルを示す演習書。
目次
《設例と主な論点》
設例1 賽銭泥棒と神社の火災
 別件逮捕・余罪取調べ,不作為による放火,現住性・既遂時期
設例2 山道での殴打と轢過死体
 因果関係,因果関係の錯誤・ウエーバーの概括的故意,訴因変更
設例3 出版社社屋への侵入と軽微傷害
 略式手続,公訴権濫用論・可罰的違法性,住居侵入罪,軽微な傷害と傷害罪
設例4 外国人への性転換手術
 同意傷害・治療行為,強制送還と供述不能,証拠保全,証拠開示
設例5 喧嘩と正当防衛・過剰防衛
 正当防衛・過剰防衛,故意の種類・故意の認定,犯罪阻却事由に対する判断
設例6 精神障害による妄想に基づく襲撃
 責任能力,精神鑑定,訴訟能力・公判手続の停止,訴訟無能力と無罪判決・鑑定の拘束力
設例7 外れた銃弾による巻添え死
 打撃の錯誤と故意の有無,訴因変更の要否・義務 ほか
計29設例
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