《主な目次》 第1部 基礎理論 少年法の歴史的展開=森田 明 日米における教育刑施設の誕生=徳岡秀雄 少年法の理念=佐伯仁志 保護処分と精神医療=町野 朔 少年審判制度の基本問題=猪瀬愼一郎 アメリカの少年裁判所制度の歴史的,社会・政治的概観=リン・ワードル 第2部 少年手続における諸問題 少年審判手続における非行事実とその認定の意義=三浦 透 少年審判における非行事実認定上の諸問題=廣瀬健二 少年事件と家庭裁判所調査官の役割=原口幹雄 少年審判における検察官の役割=甲斐行夫 家庭裁判所における事件処理=古田 浩 事実認定手続の適正化をめぐる法制審議会における議論について=村越一浩 第3部 少年非行の動向と少年の処遇 非行少年の昨今の動向と特質=長島 裕 調査官から見た少年非行の実態=有田禎宏 少年事件の被害者遺族=小西聖子 少年の保護観察=榎本正也 少年矯正の現状と課題=新井浩二 児童自立支援施設のあり方をめぐって=森 望 |