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形式的犯罪論 vs.実質的犯罪論
大谷 實 (同志社大学教授),前田 雅英 (東京都立大学教授)/著
1999年04月発売
A5判並製カバー付 ,
340ページ
定価 3,190円(本体 2,900円)
ISBN 4-641-04178-4
○在庫あり
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学説の対立が激しくかつ多様に展開している刑法学にあって,「形式的犯罪論」と「実質的犯罪論」という旗幟を鮮明にしておられる大谷・前田両先生が,刑法学の重要論点を詳細にかつエキサイティングに議論を展開。刑法学の広がりと深さを理解することができる好著。
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《主な目次》 1 戦後の刑法学説の対立 2 形式的犯罪論と実質的犯罪論 3 実行行為 4 因果関係 5 不作為犯について 6 違法性について 7 正当防衛と緊急避難 8 故意について 9 錯誤について 10 過失について 11 責任とその阻却 12 未遂犯――実行の着手を中心に 13 中止犯と不能犯 14 共犯と正犯 15 共同正犯 16 教唆と幇助 17 共犯の諸問題
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