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未成年者保護法と現代社会 -- 保護と自律のあいだ
少年司法の基本思想を問う
森田 明 (東洋大学教授)/著
1999年08月発売
A5判上製カバー付 ,
260ページ
定価 4,180円(本体 3,800円)
ISBN 4-641-04177-6
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少年司法のあり方が,制度として思想として鋭く問われるなか,少年法の改正が具体化しつつある。本書は,少年司法の基底にある保護とオートノミーについて,アメリカ法制を歴史的・理論的に検証し,わが国の少年司法の諸課題に応えるための基本的な考え方を提示する。
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《主な目次》 第I部 アメリカ児童法における保護とオートノミー 第1章 子どもの保護と人権 第2章 青少年の人権とパターナリズム 第3章 学校と裁判所 第II部 未成年者保護法と「児童の権利条約」 第4章 子どもと法 第5章 児童の権利条約の法思想的背景とその審議過程 第6章 児童の権利条約の歴史的・思想的意味 第III部 少年司法におけるアメリカと日本 第7章 少年手続における保護とデュープロセス――比較法史的考察 第8章 保護と自律のあいだ 第9章 わが国における少年法制の形成と展開――保護と責任 第IV部 結 章 第10章 家族の崩壊と「子どもの権利」考
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