《主な目次》 刑事司法システムの再構築に向けて=亀山継夫 日本型刑事司法過程の特徴=村山眞維 刑事訴訟法における個人の尊厳=垣花豊順 憲法三八条一項と行政上の供述義務=酒巻匡 場所に対する捜索令状と人の身体・所持品の捜索=井上正仁 コンピュータネットワーク上の捜査と第三者の保護=古田佑紀 「盗聴」要綱骨子の審議過程の一分析=小田中聰樹 逮捕後「最初の審問」をめぐる諸手続=島伸一 「法治国」ロシアにおける検察制度=小田博 訴訟対象論についての一考察=寺崎嘉博 公訴事実の同一性に欠ける訴因追加と事後措置=大澤裕 予備的訴因と訴訟条件=後藤昭 公訴時効の起算点=長沼範良 通訳の法的性格について=松本時夫 刑事訴訟における通訳人の公正さと通訳の正確性=大越義久 間接証拠論・その一=光藤景皎 体液(斑)血液型鑑定の証拠価値の限界とその限度=田中輝和 DNA鑑定の証拠能力・証明力=三井誠 いわゆる「毒樹の果実論」の意義と妥当範囲=川出敏裕 中間上訴審からみた刑事裁判の運営=佐藤文哉 刑事控訴審の経年変化=飯田喜信 刑事控訴審における事実の取調べ=小林 充 控訴審における事実誤認の審査=香城敏麿 再審請求における証拠構造分析と証拠の明白性判断=佐藤博史 海の手続法=田中利幸 少年手続における自由権保障機能と社会権保障機能=荒木伸怡 Reflections of a Former Law Clerk=Daniel H.Foote |