|
1993年08月発売
四六判 ,
246ページ
定価 1,870円(本体 1,700円)
ISBN 4-641-03772-8
在庫なし
|
民法学習の第一歩は,民法を日常の身近なルールと感じとることです。マンションを借りるとき,車や家といった大きな買物のためにローンを組むとき,あるいは離婚や相続問題など,生活の中で出会うさまざまな出来事に即して,民法の考え方をやさしく解説した入門書です。
なにごともなく過ぎてゆくように見える現実の生活にも,様ざまないざこざがいやおうなく生じて来ます。そうしたとき私たちは,どのように考え,解決を図ってゆけばよいのでしょうか。民法は,そうした日常生活での問題に対して誰もがもっている常識・規範を法的に表現したものともいえます。本書は,こうした視点から民法をとらえ,日頃の生きた判断や行動の延長のうえで受けとめ,考えてゆきます。著者の豊かな学識と長い講義経験をもとに,その勘どころを明快に説いたこのテキストによって,民法の考え方をしっかりと身につけて下さい。どこからでも自由に読み始められます。
|
《主な目次》 民法とは 民法の基本原則 契約が有効であるためには 世の中のことがわかっていなければならない 自分で決め,決めたことを誤りなく相手に伝えなければならない 売買契約はどのような権利義務を生じさせるか 夫婦はどうあるべきか 相続はどうなっているのか/等。
|