|
1993年05月発売
四六判 ,
240ページ
定価 1,650円(本体 1,500円)
ISBN 4-641-01159-1
在庫なし
|
医学的知識,法律そして裁判。一般の人にはなじみのない分野である。しかしひとたび医療事故にあったら……木下静雄・幸子さんの家族たちの病気やケガ,手術などを通して,医療現場の実際と問題点,その解決法を探る。
生体臓器移植さえ行われ,遺伝子治療がなされ,胎内での減数中絶も可能……目ざましい医療技術の発達は,人間の生命の始まりと終わりについての考え方に変化を迫っている。
その一方で,血液型の不適合による死亡事故,メスの置き忘れなど単純な不注意による医療事故も多い。このような状況の中で,本当に良い医療を受けるにはどうしたらいいか――親しみやすい会話体で具体的に考える。
|
《主な目次》 1 内臓などの病気:どんな医療事故があるか1 2 手術のとき:どんな医療事故があるか2 3 癌:どんな医療事故があるか3 4 女性と子どもの病気:どんな医療事故があるか4 5 誕生から終末までの医療 6 医療事故裁判の進め方 7 患者学入門
|