HOME > 詳細 > 講座行政学 (5) -- 業務の執行
|
1994年11月発売
四六判 ,
302ページ
定価 2,200円(本体 2,000円)
ISBN 4-641-01085-4
在庫なし
|
本巻は,行政活動の核となる執行を分析する。政策の類型化・実施の構造・情報システムや第一線監督者・職員の能力開発の問題がとりあげられる。さらに,行政機関と対象集団の相互作用がどのように行われているかを,民営化・規制緩和や境界団体の考察を通して検討する。
現代国家の行政機関の任務は公共政策の立案と実施の双方にわたっているのであるから,行政機関に固有な任務は公共政策を実施することである。その実施体制である組織間関係を明らかにし,対人サービスの増大や情報技術の発展が官僚制組織にどのような影響を与えているかを探る。公務員にはもっとも関心の深い巻であろう。
|
《主な目次》 1章 政策の類型=山口二郎 2章 実施過程の政策変容=真山達志 3章 民営化・民間委託・規制緩和=田辺国昭 4章 国家と社会の境界領域の諸問題=松並 潤 5章 国の自治体に対する統制・誘導=村上 弘 6章 第一線職員の行動様式=田尾雅夫 7章 情報技術と行政事務=広瀬克哉 8章 職員の異動と能力開発=大河内繁男
|