女性の生きづらさとジェンダー -- 「片隅」の言葉と向き合う心理学社会に背負わされた不当な苦しみと向き合う
心理科学研究会ジェンダー部会/編
2021年11月発売 |
●第Ⅰ部 子どもの生活とジェンダー 第1章 子どもたちの生活実態とジェンダー──さまざまな相談の現場から(小林幹子) 第2章 はじき出された少女たち──少年院の女子少年からみえる世界とは(鈴木育美) ●第Ⅱ部 青年期をめぐるジェンダー 第3章 女子大学生の時間的展望──過去,現在,そして未来(都筑 学) 第4章 デートDV──「一心同体の恋人関係」に潜む危険性(松並知子) 第5章 性を超えようとする人たち──マイノリティと呼ばれて(薛 小凡) ●第Ⅲ部 家族・子育てをめぐるジェンダー 第6章 育児休業の光と影――母親に取得が偏る実情が物語るもの(瓜生淑子) 第7章 「子どもを預ける」「子どもを預かる」──女性の仕事の格差と葛藤(清水民子) 第8章 母親の人生は誰のものか──障害児を育てる母親の語りから(沼田あや子) 第9章 保育という仕事──母性的ケアと労働のはざまで(五十嵐元子) ●第Ⅳ部 社会のなかで生きぬく女性たち 第10章 女性が女性を支援すること──支援される者との対等な関係は成立可能か(沼田あや子・五十嵐元子) 第11章 女性と非正規労働──派遣労働に着目して(田口久美子) 第12章 「となりにいる」フェミニストたち──the personal is politicalのいま(青野篤子) 第13章 戦争と平和と女性──被爆女性のライフヒストリー(青野篤子・田口久美子) |