序 章 いま,なぜ,モビリティーズか(吉原直樹・山岡健次郎) 第Ⅰ部 モビリティーズの論点 第1章 モビリティーズへの基本的視座(吉原直樹) 第2章 モビリティーズとベック──メタモルフォシス理論とは何か(伊藤美登里) 第3章 モビリティーズとネットワーク(伊藤嘉高) 第4章 モダニティの両義性と複数性(山岡健次郎) 第Ⅱ部 グローバリゼーションからモビリティーズへ 第5章 ケア労働,モビリティーズ,ジェンダー──フィリピン人労働者の経験から(小ヶ谷千穂) 第6章 国民国家の変容と再編──アフリカからの視点(武内進一) 第7章 ディアスポラとデジタル・ナショナリズム──イボ人ディアスポラによるビアフラ分離主義運動を通して(松本尚之) 第8章 難民キャンプのモビリティーズ──アフリカにおける境界的空間(村橋勲) 第9章 難民を翻弄するオーストラリアの境界政治──収容の海外移転・新植民地主義・新自由主義(飯笹佐代子) |
※『週刊読書人』(2024年10月11日号)の3面に書評が掲載されました。評者は,根岸海馬・日本女子大学学術研究員。 |