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内申書を問う -- 教育評価研究からみた内申書問題
内申書をめぐる不安や疑念の在りかに迫る
田中 耕治 (京都大学名誉教授,佛教大学客員教授),西岡 加名恵 (京都大学教授)/編
2024年07月発売
四六判並製カバー付 ,
260ページ
定価 2,970円(本体 2,700円)
ISBN 978-4-641-17497-9
Questioning School Progress Reports: From the Perspective of Educational Assessment Research
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内申書にまつわる問題の所在を明らかにし,教育評価研究の視角から,評価制度はどうあるべきかを探究する。試験一発勝負ではない評価のメリットとは? 内申書はどのように改革すればよいのか? 子どもや保護者,現場の教育関係者や研究者の疑問にこたえる書。
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第1部 内申書の現状と課題 第1章 内申書の現状──実態はどうなっているのか(次橋秀樹) 第2章 内申書問題の歴史──何が課題となってきたのか(田中耕治) 第2部 内申書問題とその解決に向けて 第3章 学校間接続と内申書──内申書に期待される役割とは何か(西岡加名恵) 第4章 内申書の開示問題──内申書は見ることができるのか(奥村好美) 第5章 評定と観点別評価──どのように成績がつけられているのか(赤沢真世) 第6章 生徒会活動,部活動と内申書──どのように記載すべきか(川地亜弥子) 第7章 学校間格差と内申書──格差にどう向き合うか(盛永俊弘) 第3部 世界のなかの内申書問題 第8章 イギリスの経験から──なぜ教師による評価は入試に用いられてきたのか(二宮衆一) 第9章 フランスの経験から──入試で内申書はどう使われているのか(細尾萌子) 第10章 国際バカロレアの経験から──評価の信頼性は高められるのか(次橋秀樹) 終 章 内申書はどこへ向かうべきか(田中耕治)
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※『教育展望』(2024年12月号)に書評が掲載されました。評者は,岩﨑保之・関西大学教授。 ※『東京新聞』(2024年11月23日付朝刊)の読書面に紹介記事が掲載されました。 ※『SUMISEI Best book』(2024年12月号)に掲載されました。 ※『信濃毎日新聞』(9月28日付朝刊)読書欄に紹介記事が掲載されました。 ※『日本経済新聞』(2024年9月21日付夕刊)「Bookガイド」に掲載されました。 ※『京都新聞』(2024年9月8日付朝刊)に,編者の田中耕治先生へのインタビューをもとにした紹介記事が掲載されました。
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本書において,下記ファイル記載のとおり誤りがありました。訂正してお詫びいたします。 訂正情報を見る。
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