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ロビイングの政治社会学

ロビイングの政治社会学 -- NPO法制定・改正をめぐる政策過程と社会運動

なにが社会を変えたのか?

原田 峻 (金城学院大学講師)/著


2020年04月発売
A5判上製カバー付 , 336ページ
定価 4,730円(本体 4,300円)
ISBN 978-4-641-17455-9


社会学

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NPO法の成立・改正過程に注目し,そこに大きく影響した社会運動(ロビイング)の動きを,多様な関係者へのインタビューと豊富な文書資料をもとに分析した。ロビイングの存立(成功)条件・戦略とその帰結を,社会学の観点から明らかにする。

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◆有斐閣書籍編集第2部のnoteで,『社会運動の現在』『問いからはじめる社会運動論』『ロビイングの政治社会学』の著者による座談会「2020年代の社会運動論」を連載しました。→noteを読む
目次
第1部 ロビイングの政治社会学に向けて
序章 ロビイングとNPO法/第1章 先行研究と分析枠組み・研究方法
 第2部 NPOの法人格をめぐる政策過程と社会運動(1990~1998年)
第2章 NPO法制定に向けた運動組織の形成とその理念/第3章 NPO法制定をめぐる政治と運動の組織間関係/第4章 NPO法制定をめぐる運動のロビイング戦略/第5章 政策的帰結としてのNPO法制定
 第3部 NPOの優遇税制をめぐる政策過程と社会運動(1999~2011年)
第6章 NPO法改正に向けた運動組織の再形成とその理念/第7章 NPO法改正をめぐる政治と運動の組織間関係/第8章 NPO法改正をめぐる運動のロビイング戦略/第9章 政策的帰結としての税制改正とNPO法改正
 第4部 NPO 法のさらなる改正と運動の帰結(2012~2016年)
第10章 NPO法2016年改正をめぐる政策過程と社会運動/終章 NPO法制定・改正運動の帰結

受賞

第19回NPO学会賞・優秀賞
第14回(2020年度)地域社会学会奨励賞(個人著作部門)

書評等

※『社会学評論』(73巻1号/2022年)に書評が掲載されました。評者は,仁平典宏・東京大学大学院教育学研究科教授。
※書斎の窓の「書評」にて,長谷川公一尚絅学院大学大学院特任教授が本書を紹介しています。 →記事を読む

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