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生活保障のガバナンス -- ジェンダーとお金の流れで読み解く
日本再構築への示唆を与える
大沢 真理 (東京大学教授)/著
2014年01月発売
A5判並製カバー付 ,
458ページ
定価 4,070円(本体 3,700円)
ISBN 978-4-641-17394-1
Governance of Livelihood Security
在庫なし
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1980年代以降の生活保障システムを詳細なデータを基に跡づけ分析し,日本の社会・経済の脆弱性を照らしだす。特に貧困や地域格差など偏ったお金の流れ,個々人の「生きにくさ」がジェンダーと深く関わっていることを明らかにする。迫力ある著者待望の書。
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序 論 危機や災害に脆い社会 第1章 所得の格差・動態にかんするデータ─ミクロとマクロ 第2章 生活保障システムというアプローチ 第3章 福祉レジーム論をふりかえる 第4章 生活保障システムの3類型と日本 第5章 「失われた20年」のガバナンスの推移 第6章 「失われた20年」の始まり─1990年代のガバニング 第7章 小泉改革とはなんだったか─2000年代のガバニング 第8章 生活保障システムの比較ガバナンス─2000年代の日本の座標 終 章 グッド・ガバナンスに向けて
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◆書斎の窓の「書評」にて,相馬直子・横浜国立大学大学院准教授が本書を紹介しています。 →記事を読む
※「毎日新聞」2014年12月9日付夕刊の「読書日記」に掲載されました(筆者は上野千鶴子・東京大学名誉教授)。 ※「ふぇみん」2014年4月15日号(No.3052)の「書評」に掲載されました。
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