アメリカに日本のマンガを輸出する | 有斐閣
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アメリカに日本のマンガを輸出する -- ポップカルチャーのグローバル・マーケティング

クリエイティブ産業の海外進出に必要なことは何か

松井 剛 (一橋大学教授)/著


2019年03月発売
A5判並製カバー付 , 286ページ
定価 2,860円(本体 2,600円)
ISBN 978-4-641-16524-3
Gatekeeping Foreign Cultural Products: Creation of the Japanese Comics Market in the US

マーケティング
経営学
個別テーマの解説書

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書評等

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機能や性能が分かりやすい製品とは違い,「何が面白いか」は国や文化によって異なる。にもかかわらず,日本の文化から生まれたマンガがなぜアメリカ人に読まれるようになったのか? 文化製品のグローバル・マーケティングに立ちはだかる問題に示唆を与える。

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◆書斎の窓の「自著を語る」コーナーにて,著者が本書を紹介しています。 →記事を読む
目次
第1章 背景:政策的課題となったポップカルチャーの海外進出
第2章 理論:異文化ゲートキーパーとスティグマ
第3章 調査:データの概要と背景知識
第4章 前史:商業出版以前(~1986年頃)
第5章 黎明:アメコミスタイルのマンガ出版からのスタート(1987~2001年頃)
第6章 成長:「日本開き」のマンガ出版とチャネルの拡大(2002~2007年頃)
第7章 停滞:電子出版モデルの出現(2008~2014年頃)
第8章 障壁:進出先の文化規範とステレオタイプに対するスティグマ管理
第9章 比較:フランス市場との違い
第10章 議論:異文化ゲートキーパーの存在意義と求められる能力
付録A ブームとしての「クール・ジャパン」:ポップカルチャーをめぐる中央官庁の政策競争/付録B マンガ書誌データベースの詳細/付録C インタビュー一覧/付録D 関連年表

書評等

※『マーケティングジャーナル』Vol.39,No.3(2020)に書評が掲載されました。評者は,関沢英彦・東京経済大学名誉教授。→閲覧はこちら
※『マーケティングホライズン』(2019年8月号)の「BOOKS」欄に,Professor's Choiceとして取り上げられました。評者は,三原龍太郎・ロンドン大学東洋アフリカ研究院講師。
※新聞3紙に書評が掲載されました。評者は,切通理作氏・評論家。
 ・『京都新聞』『河北新報』(いずれも,2019年6月9日付朝刊)
 ・『北日本新聞』(5月26日付朝刊)
※『日経広告研究所報』305号(2019年6月・7月号)に書評が掲載されました。評者は,三浦俊彦・中央大学商学部教授。
※『週刊エコノミスト』(2019年4月23日号)の「Book Review 話題の本」で紹介されました。

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