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セルフヘルプ社会 -- 超高齢社会のガバナンス対応

高齢社会を支え合う仕組みの提示

田尾 雅夫 (京都大学教授)/著


2007年10月発売
A5判並製カバー付 , 380ページ
定価 3,410円(本体 3,100円)
ISBN 978-4-641-16302-7


社会学
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在庫なし
受賞

高齢社会をいかに生き抜くのか──互助をめざすセルフヘルプ集団が重要視され,社会にその仕組みを定着させることが不可欠となってきているなかで,セルフヘルプの意味,その集団の特徴・発展過程・効用と限界・管理などについて,はじめて包括的に解説する。
目次
第1章 セルフヘルプ社会の到来
 超高齢社会という与件
 超高齢社会を支えるために
 本書の立場
第2章 セルフヘルプ集団とは何か
 定義の試み
 集団としての特徴
 支え合うという関係
 社会的背景について
 支え合いを超えて
第3章 セルフヘルプ集団の領域
 ドメインの確定
 具体的な事例紹介
第4章 集団の成立
 集団とは何か
 集団ができるまで
 集団が成立して以後
 意思決定
 制度へのはめ込みとコンフリクトの発生
第5章 セルフヘルプ集団の生成
 組織論による論点整理
 セルフヘルプ集団の生成
 セルフヘルプ集団の特異性
 ビュロクラシーの出現
 サービス提供組織との比較
第6章 セルフヘルプ集団の効用
第7章 セルフヘルプ集団の限界
第8章 セルフヘルプ集団のマネジメント
第9章 セルフヘルプ集団の展開:新しい課題に向けて
第10章 結論と残された課題

受賞

第10回(2008)日本社会心理学会賞 出版賞

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