財政学の扉をひらく | 有斐閣
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財政学の扉をひらく

財政とは何のためにあるのか。希望ある未来のために

高端 正幸 (埼玉大学准教授),佐藤 滋 (東北学院大学准教授)/著


2020年12月発売
A5判並製カバー付 , 238ページ
定価 1,980円(本体 1,800円)
ISBN 978-4-641-15082-9
An Invitation to Public Finance

財政・公共経済学
やさしい入門書

○在庫あり
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財政の意義や役割を理解することを主眼とした,これまでにない財政学の入門テキスト。財政の基礎を学んだあと,貧困・格差が広がり分断が進む日本社会が抱える課題を,財政学の観点から解説する。複雑な制度や難しい理論を学ぶ前の,最初の一冊として最適。

※電子書籍配信中!*電子書籍版を見る*
目次
序 章 経済・社会の動揺と財政──分断の時代を生きる
 第1部 財政の基本をつかむ
第1章 予算と財政民主主義──財政は「共同の財布」たりうるか
第2章 税と信頼──社会を映す税制
第3章 社会保険と生活保障──負担の側面から読み解く
第4章 財政赤字の理論と実際──債務国家化の進展
第5章 地方自治と地方財政──身近な政府を考える
 第2部 財政の視点から社会問題を解く
第6章 経済成長と所得再分配──狭間で揺れる財政の役割
第7章 格差・貧困の拡大と所得保障──労働による「自立」を問いなおす
第8章 世代間対立と社会保障──少子高齢社会をともに生きる
第9章 地域の変容と地方財政──「生活の場」のニーズを満たす
第10章 グローバル化の進展と財政の変容──福祉国家の行き先
終 章 社会統合と財政──財政学を学ぶということ

書評等

※『週刊社会保障』2021年7月19日号(No.3129)の「この一冊」に書評が掲載されました。
※『島へ。』116号(2021年4月号)で紹介されました。
※『都市問題』(2021年3月号)の「新刊紹介」で紹介されました。
※『週刊エコノミスト』(2021年2月23日号)の「Book Review 話題の本」で紹介されました。

訂正情報

本書の内容につきまして,下記ファイル記載の通り,誤りがございました。お詫びして訂正いたします。
正誤表

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