プロローグ 第1回 クルーソーと「近代」の物語──政治思想史の課題と方法 第Ⅰ部 内戦の時代(16・17世紀) 第2回 政教分離──アウグスティヌスとマキアヴェリ 第3回 思想・良心の自由/信教の自由──宗教戦争とモンテーニュ 第4回 主権/代表──ホッブズと近代国家の作り方 第5回 基本的人権/議会──ジョン・ロックと近代立憲主義の成立 第Ⅱ部 イングランドの世紀(18世紀) 第6回 権力分立──政治体制論の伝統とモンテスキュー 第7回 結社/二院制──アメリカ独立革命とフェデラリスト 第8回 経済的自由/財産権──スコットランド啓蒙思想とスミス 第Ⅲ部 フランス革命の時代(18世紀) 第9回 生存権/憲法改正──ジャン=ジャック・ルソーと人民主権 第10回 政党/代議制──エドマンド・バークとフランス革命 第11回 自衛権/公務員──カントとリアルな平和論 第Ⅳ部 〈民主化〉の時代(19世紀) 第12回 地方自治/陪審制──トクヴィルと政治参加 第13回 平等/参政権──ミルとフェミニズムの誕生 第14回 天皇制/議院内閣制──バジョットの英国国制論と「行政権」 エピローグ 第15回 労働社会の「人間らしさ」?──ヨーロッパの世紀末と政治思想史の役割 |
※『図書新聞』第3572号(2022年12月24日号)の「2022年下半期 読書アンケート」で取り上げられました。紹介者は,山本圭・立命館大学准教授。 |