序 章 第1章 日本法の現状 第1節 消費者契約法成立後の裁判例 第2節 消費者契約法成立後の学説 第3節 第1章のまとめと第2章の課題 第2章 日本法の背景──これまでの不当条項規制をめぐる日本の議論 第1節 約款規制と消費者保護 第2節 不当条項規制論の本格化 第3節 不当条項規制の現実化 第4節 小括 第5節 日本法の検討から得られた示唆──本書の課題の確認と比較の視点 第3章 フランスにおける濫用条項規制の展開──通史的考察 第1節 フランスの濫用条項規制の概要 第2節 1978年法制定前 第3節 1978法制定過程 第4節 1978年法から1995年法まで 第5節 1995年法以降 第4章 フランスにおける濫用条項規制の構造──濫用法理との関係 第1節 濫用条項規制の変遷 第2節 濫用条項規制における「拡大された側面」と「限定された側面」 第3節 濫用条項規制の背景 第4節 濫用条項規制における「濫用」法理の意義 第5節 濫用条項規制における「濫用」法理の具体化 結 章 日本法への示唆 第1節 フランス法のまとめ 第2節 日本法への示唆 第3節 残された課題 |
第1回(2014)津谷裕貴・消費者法学術実践賞(学術賞) |