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イギリスにおける奴隷貿易と奴隷制の廃止

イギリスにおける奴隷貿易と奴隷制の廃止 -- 環大西洋世界のなかで

奴隷貿易・奴隷制を廃止に導いたものとは何か?

布留川 正博 (同志社大学教授)/著


2020年04月発売
A5判上製カバー付 , 262ページ
定価 4,950円(本体 4,500円)
ISBN 978-4-641-49950-8


経済史

在庫なし

イギリスの奴隷貿易・奴隷制の廃止の過程を,アボリショニスト(廃止論者)の置かれた位置や時期,思想的立場による多様性や人間模様,イギリスとイギリスを取り巻く諸国の利害や思惑を追いながら,植民地・本国経済との関わりにおいて歴史的に解明する。
目次
序 章 研究史の整理と本書の構成
第1章 「産業革命」期における英領西インド植民地の経済
第2章 奴隷貿易廃止運動の展開と議会での論戦
第3章 アボリショニズムとシエラ・レオネ植民地
第4章 シエラ・レオネ植民地における解放アフリカ人
第5章 19世紀前半ブラジルの奴隷貿易とその廃止
第6章 反奴隷制協会の結成と奴隷制廃止──漸進的廃止から即時廃止へ
第7章 年季奉公人制の廃止:1834─38年
第8章 西インドの奴隷と本国の労働者──アボリショニズムとチャーティズム
終 章 結 語
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