シンポジウム「『社会保障・税一体改革』後の日本財政」(中里透/大田弘子・大竹文雄・金子勝・國枝繁樹) 特別講演「消費税率引上げではなく,直接税改革を」(八田達夫) 寄稿論文 1 社会科学としての財政学への覚書(神野直彦) 2 2つの分権論と分権システム(町田俊彦) 研究論文 (1)政府累積債務の帰結─危機か,再建か(岩本康志)/(2)なぜ支出税は失敗したか(五嶋陽子)/(3)北欧諸国における租税政策の相互関係─デンマークとスウェーデンにおける二元的所得税の導入を事例として(倉地真太郎)/(4)オランダにおける所得税と社会保険料の統合の意義について─1990年改革を中心に(島村玲雄)/(5)都道府県別税収弾性値の推計(川出真清・石川達哉)/(6)日本の港湾における財政支出の相互依存関係に関する検証(赤井伸郎・倉本宜史)/(7)北海道内市町村における銀行等引受債の金利に関する実証分析─地域金融機関による寡占の弊害と公的資金の役割の検証(石田三成)/(8)合併自治体における地方債発行の実証分析(宮下量久・中澤克佳)/(9)大正期義務教育費国庫負担制度の形成過程分析(山口隆太郎) |