現代アジア経済論 | 有斐閣
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現代アジア経済論 -- 「アジアの世紀」を学ぶ

世界経済を牽引するアジアのダイナミズム

遠藤 環 (埼玉大学准教授),伊藤 亜聖 (東京大学准教授),大泉 啓一郎 (日本総合研究所主任研究員),後藤 健太 (関西大学教授)/編


2018年03月発売
A5判並製カバー付 , 352ページ
定価 2,970円(本体 2,700円)
ISBN 978-4-641-18442-8
Asian Economy in the 21st Century

各国・地域経済 > アジア
入門書・概説書

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21世紀は「アジアの世紀」となるのか。成長著しい東アジア・東南アジア経済のダイナミズムを,経済統合,中国経済,グローバル・バリューチェーン,資本移動,労働移動,イノベーション,都市化,少子高齢化,格差,環境問題,援助などの切り口から分析する。

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◆著者が「書斎の窓」にてリレー連載を執筆しています。
 リレー連載「アジアの未来を語ること」
 第1回 『現代アジア経済論』とその後…伊藤亜聖 →記事を読む
 第2回 国境が閉じていく時代に…川上桃子 →記事を読む
 第3回 接続性の時代を生きる――アジアと共に、その先へ…後藤健太 →記事を読む
 第4回 人新世におけるアジアの持続可能な未来…生方史数 →記事を読む
 第5回 若者と未来をどう共有するか…大泉啓一郎 →記事を読む
 第6回 アジアの不確実な未来を共に生きる…遠藤環 →記事を読む

第1回から第6回のPDFはこちらから →PDFを開く
目次
序章 「アジアの世紀」のアジア経済論(編者)
 第Ⅰ部 アジア経済の新局面
第1章 変貌するアジア――アジア経済はどう論じられてきたか(編者)
第2章 アジア化するアジア――域内貿易と経済統合の進展(大泉啓一郎・後藤健太)
第3章 中国が変えるアジア――改革開放と経済大国・中国の登場(伊藤亜聖)
 第Ⅱ部 越境するアジア
第4章 生産するアジア――グローバルな分業ネットワークと地場企業の発展(川上桃子・後藤健太)
第5章 資本がめぐるアジア――成長と資本フロー(三重野文晴)
第6章 移動するアジア――相互依存関係の深まりと加速するヒトの流れ(町北朋洋)
 第Ⅲ部 躍動するアジア
第7章 革新するアジア――中所得国化と成長パターンの転換(伊藤亜聖)
第8章 都市化するアジア――メガリージョン化する都市(遠藤環・大泉啓一郎)
第9章 インフォーマル化するアジア――アジア経済のもう1つのダイナミズム(遠藤環・後藤健太)
 第Ⅳ部 岐路に立つアジア
第10章 老いていくアジア――人口ボーナスから人口オーナスへ(大泉啓一郎)
第11章 不平等化するアジア――貧困から格差へ(浦川邦夫・遠藤環)
第12章 環境問題に向きあうアジア――後発性と多様性のなかで(生方史数)
第13章 分かちあうアジア――開発協力と相互依存(佐藤仁)
終章 競争するアジア,共生するアジア(編者)

書評等

※『地方自治職員研修』2018年7月号の「BOOKS」に掲載されました。
※『経済セミナー』2018年6・7月号の「新刊書紹介」に掲載されました。
※『経済』2018年6月号の「新刊紹介」に掲載されました。

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